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- 日本租税研究協会会員懇談会のお知らせ
日本租税研究協会より、IFA名誉会員の宮武敏夫氏による会員懇談会のご案内が届きましたので、IFA日本支部の皆様にお知らせいたします。会員の皆様のご参加をお待ちしております。
【開催日時】:2025年5月12日(月)14:00~15:30(受付開始 1:45~)
【場 所】:日本工業倶楽部 3階 中ホール(東京都千代田区丸の内1-4-6)
【内 容】:国際課税の潮流-トランプ2.0の試練
【講 師】:足立・ヘンダ-ソン・宮武・藤田法律事務所 弁護士 宮武敏夫 氏
【視聴期間】:2025年5月13日(火)午後~5月27日(火)
※視聴期間中は繰り返し視聴が可能です。
【方 法】:YouTubeにてオンデマンド配信(録画した動画を配信)
※Zoomウェビナーでのライブ配信ではございません。
※オンデマンド配信は、2025年5月12日に収録する動画を、YouTubeにてオンデマンド配信する形式になります。(見逃し配信と同じ視聴方法になります。)
お申し込みはこちらから可能です。お申込みに必要なID・PWはお送りしたメールに記載されております。
(2025/4/8)
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2025年5月開催IFA日本支部Webセミナーのご案内
この度、下記のとおりWebセミナーを開催いたします。会員の皆様のご参加をお待ちしております。
【日 時】2025年5月26日(月)15時00分~16時30分
【場 所】Zoom
【内 容】国連租税委員会の活動状況のアップデート(仮題)
【講 師】増田貴都会員(弁護士、西村あさひ法律事務所)
(当日は、本田光宏会員(筑波大学教授)、堀治彦会員(東北学院大学准教授)にコメンテーターをお願いしております。)
お申し込みはこちらから可能です。お申込みに必要なID・PWはお送りしたメールに記載されております。
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2025年 IFA リスボン大会(ポルトガル)の参加登録が開始されました
2025年10月5日(日)~10月9日(木)にリスボン(ポルトガル)で開催される、IFA リスボン大会(77th Congress of the International Fiscal Association)の参加登録が開始されました。大会プログラムの詳細についてはこちらをご覧ください。
会場は、Lisbon Congress Centre - LCC(所在地:Praça das Indústrias 1, 1300-307 Lisboa, Portugal)です。
IFA 会員の参加費は、7月15日(火)までの登録であれば1800ユーロ(VAT含む)、その後 9月15日(月)までの登録であれば2000ユーロ(VAT含む)です。
ご関心のある方は是非ご参加ください。参加費の詳細と参加登録はこちらから。
(2025/2/14)
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2025年 IFA アジア太平洋地域(IFA APAC)クアラルンプール大会開催のお知らせ
2025年4月29日(火)・4月30日(水)に、クアラルンプール(マレーシア)で、IFA アジア太平洋地域 第8回大会(8th IFA Asia-Pacific Regional Conference)が開催されます。日程の詳細についてはこちらをご覧ください。
会場は、EQ Kuala Lumpur (所在地:Equatorial Plaza, Jalan Sultan Ismail, Kuala Lumpur, Malaysia) です。
IFA会員の参加費は、3月15日(土)までの登録であれば1750リンギット(約6万円)、3月16日(日)以後の登録であれば2100リンギット(約7万3000円)です。YIN(Young IFA Network)会員には、割引料金が適用されます。
ご関心のある方は是非ご参加ください。参加費の詳細と参加登録はこちらから。
なお、IFA APAC の2026年会合は、IFA日本支部が主催する予定です。
(2025/2/14)
- 2026年 IFAメルボルン大会のブランチ・レポーター募集のお知らせ
日本支部では、広くブランチ・レポーターの適材を求める趣旨から、2015年のバーゼル(スイス)大会以後のブランチ・レポーターについて、会員の中から事務局宛に自薦・他薦を求めることとしています。
現在、2026年10月18日~22日に開催されるIFA年次総会(メルボルン大会)のブランチ・レポーターについて、自薦・他薦を求めています。
テーマは次のとおりです。
Subject1:Taxation of Royalties for Use of, and Gains from the Sale of, Intellectual Property/Intangibles 詳細はこちら
応募に必要な書類は、①自薦書、②履歴書、③業績書及び④連絡表となります。②と③につきましては、自由書式となりますので、他の書式でご提出いただいても構いません。
IFA日本支部事務局宛の応募締切は2025年3月10日となります。ご応募をお待ちしております。
ようこそIFA日本支部へ
IFA(International Fiscal Association)は、1938年に設立され、世界的に極めて評価の高い国際租税の研究機関です。全世界に60を超える各国支部を有し、100以上の国・地域に12,000人以上の会員を擁しています。IFAは、民間企業・実務専門家・政府・司法・大学等のあらゆる分野の最高レベルの方々が会して国際課税の問題を議論する場となっています。
IFA日本支部は、IFAにおいて日本の会員の利益を代表するとともに、IFAの事業を援助・促進しています。また、海外から租税関係の学者・実務家が来日した際に懇談会を開催するほか、研究会の開催等を行っております。
IFA日本支部では、IFAおよびIFA日本支部の活動にご賛同いただける皆様のご入会を、お待ちしております。
ごあいさつ
国際租税協会(International Fiscal Association, IFA)は,国際租税法・比較租税法の研究を目的とする民間団体で,1938年2月12日に設立されました。これは,国際的二重課税がおおきな問題になった時期です。一方で,第一次大戦中に各国の租税負担が増大し,所得課税への依存が高まりました。他方で,戦間期に企業活動が国際化し,各国の異なる所得税制について経済人が関心をもつようになりました。こうして,国際連盟や国際商業会議所等の場で,国際的二重課税からの救済の方法が真剣に議論されていました。
IFAの設立には,このような情勢が影響しています。独立の研究団体を発足させようという構想は,1936年の国際法協会パリ大会で具体化しました。この構想を積極的に推したのは,ミラノ大学のプーリエーゼ教授,ミュンスター大学のビューラー教授,アムステルダムのファン・クリムペン弁護士です。そして,当時のイタリアとドイツの政治状況にかんがみて,オランダでIFAが設立されたのです。
その後,IFAの人的ネットワークは欧州域外にひろく拡大し,世界中の「国際課税のプロ」が交流することのできるプラットフォームとなりました。この中で,1975年10月25日には,金子宏教授や宮武敏夫弁護士をはじめとする方々のイニシアティブの下に,IFA日本支部が組織されました。2007年には,東アジアではじめての京都大会が,多数の方々のご協力を得て開催されました。さらに,本庄資前会長の下で支部活動が活性化され,現在に至っています。
私がIFAの活動に参加しはじめたのは,20代のおわりでした。若手(に限りませんがとりわけ若手)の会員にとっては,グローバルな観点から国際課税の最新の動向にふれる機会を持つことができますし,きわめて広範囲の友人ができます。また,IFA年次大会のプログラムは,綿密な準備をへて作成されており,OECDや国連などの公的機関の担当者も常時スピーカーとして登場します。これらは,ほかにはないIFAの魅力といえましょう。
産官学の垣根をこえたIFAの活動に,多くの皆様が参加されることを期待しております。
IFA日本支部理事長
増井良啓